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2001/6/4 J-POP STREET
(フジテレビ 721+739[web])



CSフジテレビ721で放送されたJ-POP STREET #44のafter breakコーナーでの30分に渡るロングインタビュー。2人の出会いや学生時代の話から始まって、互いの恋愛観、新曲「その先にあるもの」、サードアルバム「ROOT」、そして、ファンとの関わりなど、surfaceを知るために絶好のインタビュー。CSなので見られていない人も多いかな?資料性が高いと思われたので書き起こししてみました。

 


インタビュー
インタビュアーはライターの方。
始終和やかな雰囲気で、2人も喋り易そうな雰囲気。
い:インタビュアー(ライター)/ 椎名:椎名くん / 永谷:永谷くん

 紹介テロップ

デビュー4年目を迎えるsurfaceが、通算11枚目となるマキシシングル「その先にあるもの」をリリース。ミディアムバラードという今までにない新しい世界を確立した彼ら。天性のボーカリストとしての能力を持つ椎名慶治、そして、ギタープレイは勿論、作曲・アレンジにも才能を発揮する永谷喬夫。
今回のafter breakは、そんなsurfaceの2人が登場。運命的な出会いから、結成、そして新曲まで全てを語る。


 ■出会ったときの第1印象

い:お2人、出会われたのが高校時代…ですよね。
椎名:はい。
永谷:(うなずく)
い:で、あの、椎名くんが高3の時で、永谷くんが高2の時。
椎名:はい。
い:かれこれ7年ぐらいのつきあい…
椎名:そうですね…長いですね。
い:長いですよね
椎名:ええ。
い:そのとき、いちばん最初に会ったときの印象って覚えてます?
椎名:うん、あの〜〜〜、おとなしい子だろうな…っていうのが、俺の中での永谷喬夫っていう存在の印象でしたけど…ね。ただ、ギターは、とりあえず、あの〜、体育館で練習していたんですよ永谷が……その音がもう…
永谷:(笑)でも、その、7年前で、その、体育館っていうのがスゴイですよね
椎名:すごいよね〜。体育館! いい響きですよね、「体育館」!
(一同笑い)
椎名:ええ、そこで、あの〜、女の子の、なんか、バンドを…だったらしいんですけど…そん時、僕はまだ知らなくて…、その練習しているのが、たとえばドリカムとか…なんだけども、そのあとに聞こえてくるギターの音は、1人だけ、なんか、すんごいロックなんですよ。ギュルルルルルルル〜〜〜〜ウィ〜〜〜ンウィ〜〜〜ンウィ〜〜〜〜ン(ギターの音の声まね)…とかいってて。すごいなぁ〜、うまいなぁ〜、ってのが…音からはじめ、入ったんですよ。
い:あぁ、そこだったんですね〜
椎名:そう、その子が永谷喬夫だった、っていうのをあとで知った…と…僕は。
い:で、その、学園祭の椎名くんのステージを見て、永谷くんは声をかけたんですよね?
永谷:そうですね
い:その、ステージを見た時の最初の印象って……
永谷:…は、やっぱり、あ、歌、すごい、うまいな〜っていうのと…(横で首を傾げる仕草の椎名)……あとなんか、あ、意外にすごい照れ屋な人なんだなぁ〜みたいな…(笑)(うなずく椎名)。あの〜、こう、客……客ってわけじゃないですけどね、生徒が、こう、いて…、こう、わ〜っと出てきて、まぁ、生徒がいるわけだから、なんてわけでもないわけじゃないですか。まぁ、たぶん、ね、普段いっしょに勉強してる仲間みたいな、だけど、なんか、スゴイ照れちゃって……。それを、こうやって見ていて、へぇ〜〜〜〜、みたいな…。
椎名:うん、あった。あの〜〜〜〜、恥ずかしいから帽子かぶって出たんですよ。
い:え?キャップ帽?
椎名:ええ。恥ずかしくて。あんまり目が見えないように、こう、隠して……。
い:え、制服で?
椎名:制服じゃないですよ。
い:私服で?
椎名:私服……でもない……ん〜まぁ、私服ですかね?ジャージ……みたいな感じで。下ジャージ。
い:じゃ、ちょっと……ダサかった……?
椎名:な〜〜んてこと言うんですか!
永谷:(爆笑)
椎名:いま流行よ!(笑)。その、とりあえずもう、帽子は、まあ、カッコイイかどうかしんないですけど、もう、ふつーに、まぁ、ジャージで、上はTシャツで……出たんですけどね…。


 ■昔の2人

い:それからお2人は、まぁ、先輩後輩ではありますけど、いっしょにも遊んだりとかしてたらしいですね。
椎名:そのころは、あれですね、やっぱり、いちばん遊んでたんじゃないでしょうかね。その…高校、俺、卒業して、永谷と、ま、組むことになって…。あの〜最後のその卒業式の…俺が卒業式の時の、卒業生を祝う予餞会ってのがあって、それでいっしょに出て、それを元に、まあ、キッカケがそれですよね……そのキッカケがあって……ほんとはそれで切れておしまいだったんだけども、な〜、オリジナルでも作ろうよ、って話になって、それからずっと永谷とオリジナルの曲を作っているときは、やっぱり、こう、遊びに行くことも、すごい、よくあって。どっちかっていうと、毎日のように、もうね、なんかしてた……
永谷:ね〜、すっげ〜遊んでました………
い:2人っきりで?
永谷:いえいえいえいえ(すごく否定(笑))、それはま〜〜、それはちょっとね〜〜〜(しゃべりながら照れ笑い……何を想像してるんだ?(笑))
椎名:2人っきりってことはないですけども〜。あんまり〜ないですね〜。
い:友達も含めて?
椎名:そうですね…
い:みんなで、じゃ、どこか遊びに行こうとか?
椎名:いちばん多かったのは、僕の家にまずみんなが遊びに来て…
い:あ、1人暮らし、もうはじめていたんですね?
椎名:もう、僕、高校卒業してすぐから…。……で、それでずっと遊んでて、で、朝方までみんなで騒いでて、朝になって、ちょ、明るくなってきたね〜、じゃ、公園行こう!っつって、公園行ってフリスビーとかしたりとか、サッカーとかしやってたりして。そしたら財布盗まれたりとか。
い:ほんとですか?誰がですか…?
椎名:俺が。あったんですよね、いろいろと……。ええ……。
い:なんか、爽やかそうですけど、なんか、私は永谷くんはすごい、やんちゃだったんじゃないかなと…その頃……
椎名:過去?
い:過去、過去。
椎名:ほぉ〜〜〜〜〜。聞いてください(と永谷くんに振る)
(一同笑い)
永谷:やんちゃ………あ〜〜〜〜、中高とかですか?
い:高校卒業して……高校時代から高校卒業ちょっとぐらい……デビューまでぐらいの間。 誰も止める人がいない時期……。
永谷:いやぁ〜〜〜〜〜、そ、中学校んときは、やっぱ……、最悪でしたよ……(爆笑)
い:中学が最悪だったんですか?
永谷:中学……は、最悪でしたね……。
い:え?でも、高校でも、その、海にナンパしに行きませんでしたっけ?
永谷:あ、な、僕はね……ナンパ……僕………やっぱ、なんか、恥ずかしくて…結局いっしょに…
椎名:あの、連れて……行かれるんですよね(助け船椎名)
永谷:いっしょに、だから、みんなで、なんか、こう、海に行って…みたいな感じで……とかはありましたけどね……それは……。いや、でも、中学校の時は、いちばん、えらいことになってますね、ほんと。
椎名:あまり語れないようなこととか、よく聞きましたしね…。あぁ〜そう、あぁ〜そう、って(笑)。
永谷:(笑)まね、両親、泣いてましたよ
い:そうなんですか?

(PVで一時中断)
 


 ■2人の恋愛観

い:そうやって遊んでいれば、女の子の話とか、その年頃って、いちばん、しゃべりたい時期だったりするんじゃないですか?
椎名:そうですね〜〜〜、僕、高校時代まで付き合っている子がいたんで、そん時はその、僕の彼女とかも、いっしょに、ま、遊んだりはしてたんで、俺のことはよく知ってるんですよ、僕の、その、プライベートってのをよくわかってんだけど、永谷は。永谷の彼女ってのは、これ、全然知んなかったから……。未だに、どうなってるのか、そういう、プライベートなことは全然知らないし、誰も知らないっていう……。う〜〜ん。
い:ふ〜〜〜ん。
永谷:ま、一時期ね……っていうのはありましたよね。
椎名:ん、一時期ね…知ってる。
永谷:そういう、まぁ、う〜〜〜ん、まぁ………置いといてぇ〜〜〜(笑)(ズルイ!逃げるヤツ!)
い:じゃ、お互いを見て、お互いの恋愛している姿を見て、この人はこういうタイプの恋愛をするんだな〜とか、なんか、感じたこととかありますか?
椎名:うん。一度ありますよ。
い:どんな?
椎名:あの〜〜〜、これも、全然デビューするまえなんですけども、えっと、その、当時、まぁ、付き合っていた人は、永谷もいるってのは、存在は、なんか、ほわ〜〜〜んとは知ってたと。で〜、まぁ、その人と、こう………まぁ、なんかあったんでしょうね。そん時に作った曲とかが、けっこう、やっぱり、こう、切な〜〜い曲だったり……しましたよ。
永谷:(笑)
い:え、ちなみに、それって今、でてます?
椎名:……出てるなぁ〜(笑)
永谷:(爆笑)
椎名:6年前に……5年?6年ぐらい前に作った曲なんです……もともとは。その曲が、セカンドアルバムに入ってますね〜。
い:セカンドに入ってるんですか?
椎名:えぇ〜〜。
永谷:(爆笑)
椎名:いま、はじめて、暴露したかな、これ、ひょっとしたら……?(永谷くんを見る)
永谷:あ〜〜〜〜〜〜
椎名:いや、なんかで言ってるかもしんないですけど……
い:ちなみに曲名は?
椎名:『Tell me』……って曲は……
い:あぁ、ずっとライブでしかやらなくって……
椎名:そうですね。あの曲は、もともと、なんか、そん時、たぶん、なんかあったんでしょうね。僕はそういう…聞いてますよ。
永谷:ぬぁははははは〜〜〜〜
い:それでああいう歌詞になったんですか?
椎名:歌詞は、まったく僕が書いたんでね。その、永谷のことをイメージせずに。
い:あ、それは、椎名くんが…
椎名:僕の中で、いっかい……いっかい、その、楽曲からもら…もらったモチーフっていうんですかね…イメージというか、世界観を元に書いたんで……。その、永谷が伝えたかった音……が、もしかしたら俺が書いてる歌詞になっているかもしれないですけど、それは、答えは僕には、わ・か・ら・な・い………っちゅ〜〜。
い:じゃ、永谷くんから見て、椎名くんはどういう恋愛をするタイプですかね。
永谷:そ〜ですね〜〜
椎名:(ニヤニヤしながら永谷くんを見て照れ笑い)
永谷:あの〜、なんでしょう〜〜、けっ……あの、やっぱり、すごい、こう………大切。うん、なんかこう、大切っていうか、もう、ほんとに、こう、ぎゅ〜〜〜〜〜っ!ってこう、握っちゃうっていう、そういう感じですよね。で、痛い痛い痛いっ!って感じで、向こうはこう言ってるけど、もう、ぐわ〜〜〜〜っ!みたいな感じで。で、たまに、ばっとか放したりとかすると、その人は、なんか、こう、あれあれあれ?みたいな感じになって、わかんないところを、またぎゅっ!っとかって……みたいな……。そ、なんか、こう…
椎名:むちゃむちゃヤラシイですね、作戦立ててますね、俺ね…そう考えると(笑
い:すごく誠実な人……誠実な恋愛をするのかと思って……
永谷:まぁ、なんか、真面目に…やってますよね……
椎名:まぁね、さっき、だから、言ってた高校時に付き合ってた彼女っていうのも、まぁ、あの〜、5年以上付き合ってたんでね。う〜ん、結構、長かったんですよ。結構、だから、付き合うと長いのかもしんないですよね。


 ■デビュー4年目を迎えて

い:で、もう、こう、デビューしてからは、え〜、3年立ちましたけれども
椎名:はい
い:デビュー3年振り返ってみて、どんな3年間だったですか?漠然とした質問になっちゃいますけど…。
椎名:毎年、色が違うな…と思ったんですよね。自分に対して。たとえば、surfaceの色が、たとえば、たとえばですよ、赤って言うのがあった……その3年間、ずっと赤・赤・赤、で来た…っとかじゃないんですよね、僕の中でね。はじめデビューしたときは、たとえば黄色だったらば、ん〜、次の、その、年が赤だったりとか…。毎年、全然色が違うな…って自分のこと振り返って思いますよね。…ってゆうの感じるけど…。
い:じゃぁ、具体的に、じゃ、1年目は色にたとえると何色になったりします?
椎名:まぁ、あのころは、なんか、いまよりも、なんて言うんだろうな……右も左もわかってない…って感じの……どっちかって言うと危険信号だと思うんですよね。黄色かなぁ〜?……僕の中ではね……。
い:うんうんうん……
椎名:2年目のほうが、僕はもっと、ちょっと、いろいろあったんで、個人的ね。個人的に、ちょっとノドを傷めたとか、けっこう、僕の中では危険信号の赤だったりとか。そんな感じですよね。…今年は、すごい、すがすがしいんで、ま、じゃぁ、青にしときましょうか。
い:う〜〜ん、うんうんうん。そんな感じですか?(永谷くんに向かって)
永谷:う〜〜〜〜ん、そうですね、色がある〜〜〜〜〜〜。ま、それはそれで、なんか、俺もそういう部分もありますけど……。3年間、なんかね、やっと、ちょっとわかったって感じ
椎名:うん。
永谷:やっぱり、う〜〜ん、いま思うと、2年、いや2年半ぐらい、なんですかね、いや、もうちょっと……2年6ヶ月……や、なんだろなぁ……やっぱり、わかんないっていう……っていうのが、ずっと、なんか、あって。やっと、なんか、最近、ちょっと、なんか、こう、手応え…ってわけじゃないんですけど、なんか感じたりとかして……
椎名:うん、それはいっしょ。う〜ん。
い:surfaceの3年のイメージっていうと、やっぱ、1年目ってどの方もわからなかったりするから、すっごい勢いで、わ〜〜〜って行くじゃないですか。で、こう、2・3年目が、こう、グルグルグルグルっていう………
椎名:なるほどね…多いですよね……絶対……うん。
い:………そういう感じがあって、じゃ、やっと最近はゆっくりゆっくり廻りを見れるようになってきたみたいな?
永谷:いや…まぁ、まだ、やっぱりね……
椎名:廻りは見えてないかもしれないけどね…。俺んなかで、その、精神的なゆとりみたいなんは出てきましたけどね。時間がない中で、まぁ、やってんのは、全然、相変わらずですけど、もちろん、1年ってのは365って決まってるわけだから、その日数は変わってないわけだし、そん時のその、ま、仕事があったりとかも、あんま変わってないんですけど、精神的なゆとりって面では、もう、ほんと、全然今までと違くて……。これも、何でですか?って聞かれると、すごく、答えづらいんですけど、わからないんだけど、すごい楽しいって言うのが、最近、いちばん最初に来るんですよ。何やっても楽しいってのが…。すごい…なんか……辛いって……あるじゃないですか……あの、たとえば、あぁ、あの仕事辛いよな…とかってイメージとか、そういうイメージとか、もう、ないんですよ、最近。なんでも、とりあえず、楽しもう、みたいなのが、すっごい、最初に来るんで……楽ですね、そういう考え方っていいなぁって、最近、すごい、思うし……うん。自分が思っている以上に、自分自身変わったのかな、ってのも感じるし…。


 ■最高の経験・サードアルバム

い:この3年間で、楽しかった想い出、ベスト1は?
椎名:いきなり1位?
い:2位、3位なく…
椎名:おぉ………楽しかったことはぁ………いろいろと、結構、馬鹿笑いとかして楽しいことってあるんですけど、やっぱり、今は、こう、3年間やってきていちばん嬉しいのは、レコーディング……サードアルバムをやってて、それがすごくいい環境でできて、それが完成したことが、僕の中ではいちばん大きいと思うんですけどね……。
い:はぁ〜〜〜〜
椎名:最近のことなんですけど……それが1位ですね。自分も満足して、すっげーいいって思って、なおかつ、作ってる時のことを思い返してみても、時間はなかったけど楽しかったと思える、そんな環境だったんで…。僕の中での1位、アルバム制作!サードアルバムの。はい。
い:ちなみに、どれぐらいの製作期間でやったんですか?短いって?
椎名:えっと……シングルの〜その、制作はまたちょっと別じゃないですか。その〜、発売するときに、もちろんやるわけで。で、それをヌキにしたアルバムだけの、ほんとのレコーディングは、1ヶ月半ですね。えぇ。1ヶ月半で、何曲も作って、普通じゃ間に合わないような期間を乗り越えられたっていうのは、すごく、僕の自信にもつながったし、こんだけ追いつめられると、人間、こうなるんだな……とか……(笑)
永谷:(笑)
い:こうなる?こうなる?
椎名:あ、知らない自分が出てくるんですよ、やっぱり。
い:ほ〜〜〜
椎名:自分の、いつも計算して書くような歌詞が書けないじゃないですか。もう、頭んなかで、こうしたほうがいいんじゃないかとかって悩んでるヒマないし、そん時って、いちばん素(す)の自分がでるじゃないですか。その、素の部分がたくさん出たアルバムで、いま見返しても、あ、いまじゃ、考えたら絶対に書けないな、っていう歌詞が沢山あったし、すごい、面白かった。永谷喬夫っていう存在を見ててもすんごい面白かったし……
永谷:(笑)
い:そうなんですか?
椎名:やっぱ、いるわけじゃないですか2人とも。そん時の永谷喬夫は、素になるとこうなるんだとか、7年間見てきても、はじめて見たから……そういうのって……。
い:こうなるんだ……って、どうなるんですか?
椎名:う〜〜ん、あれですね、あの………そ………あんまり言葉にしづらいんですけど………なんて言えばいいんだろうなぁ………う〜〜〜〜〜ん………なんて言えばいいんだろう……
永谷:きゅ…窮地に追い込まれたとき?
椎名:そうそうそうそう……。あるじゃん、なんか、いつも見ない顔があるじゃない。
永谷:あの……なんってったっけ……ミドリーマンになったとか……あん時ですか……?
い:ミドリーマン?
永谷:緑色になってた……って……
椎名:うん、緑色になってる時とかね……。だから、あんまり……
永谷:……顔色がね……。
い:あぁ、あぁ、あぁ、
永谷:すごい、もう、なんか、寝てなくて……
椎名:語りづらいですけど……そうだね……。結構、たいへんなことになってるんですけどもね。あんまり、そん時の、こう、顔を撮ったりするとわかりやすいんでしょうけどね。あぁ、こうなるんだなぁ〜って…
永谷:ど…どういう風に見えます?(椎名くんに向かって)
椎名:いや……あの〜〜……向き合う姿勢が……音楽に向き合う姿勢が、いつもよりも、いいと思う
永谷:(膝を叩いて爆笑)
椎名:追いつめられたときは、俺は良いと思うよ、なんか。
永谷:ちょっと………、そ〜〜〜〜、それは〜〜〜〜〜っ!
椎名:なんてんだろう…、ほら、いつもだったら、たとえば1週間あるとするじゃない、その1週間の間にさ、1曲作んなくちゃならないってあったら、その、やっぱり、1週間の頭で曲が完成することは…永谷喬夫ってのは…ないのよ。
永谷:ないですね〜〜〜。ないね〜〜〜〜。
椎名:そう、そういう人間じゃないんですよ。1週間あって、最初に作って、あとの6日間は休もう…とかはないんですよ。1日目に作ったものを、2日目に没にする。2日目に作ったものを、3日目に没にする。3日目に作ったものを、4日目に没にする。どんどん自分で、ギリギリに迫って…その窮地に立たされたほうが良いものを作るんですよ。それを、すごい感じたんですよ、今回も…。追い込まれて1日で…明日までに曲作ってこなきゃいけないんだよ…っつった時に作った曲とか、その、素の永谷喬夫っていうですか……が作るものっていうのは、良いものを作りますよね。
永谷:ちょ………(聞き取れないごめん)……しちゃった……タバコすっていいですか?
椎名:どうぞ、どうぞ。
永谷:すっごい……(なんか言ってるけど聞き取れない……)
椎名:そうでしたね、だ、今回のアルバムは2人とも、ほんとにある意味、ハダカな、2人が出たんじゃないかな…と思いますよね。


 ■新曲「その先にあるもの」

い:えっと、シングルが、出ま………シングルありますね。えっと、『その先にあるもの』、ですけども、こちらのほう、テレビでも、こう、流れてるじゃないですか。
椎名:そうですね。
い:「お水の花道」…
椎名:はい、「新・お水の花道」。
い:…の曲ですよね。
椎名:はい、主題歌です。
い:で、ま、ファンの方からも、結構、反応とかも返ってきてるのかな〜と思って。どんな感じですか?
椎名:そう…ですね。僕が見た中では、う〜ん、あの、やっぱり、みなさんビックリしてくれているっていうのが、いちばん大きいですよね。
い:ビックリ?
椎名:ん〜、あの〜、8ビートなバラードだし………バラードだし8ビートだし………。やっぱり、みんなが今まで描いていたsurface…イメージにあるのは、どっちかっていうと、すごい、元気はつらつな感じっていうのかなぁ〜、その〜、勢いがあって〜、っていうのがいちばん感じてもらっている部分だと思うんですけど、ま、それとは、全く、こう、ね、反対側のサウンドだと思うんで、すごくビックリしたし、感動した…っていうのは、僕は結構目について、嬉しかった…のを覚えてますけど……。
い:はぁ〜〜〜〜
椎名:ファンクラブの掲示板だったりするんですけど…
い:あぁ、あぁ、ネットのヤツ……
椎名:えぇ、そういう……ネットの……感想とか……ファンレターとか…
い:うんうんうんうん
椎名:正直驚きました、っていうのが、すごい、多い……俺の見た中では…ですけどね。ええ。
い:じゃ、永谷くんにとって……その反応はどう受け取りました?
永谷:う〜ん、そうですね〜。いや、受け止めるというか、なんか、こう、あの〜、まぁ、長く付き合ってくれてるファンの人たちは、ま、きっとわかってくれるだろうとか、う〜ん、そうふに……思ってる部分が……ま……強い……くて、そっからなんか、さらに、なんか、こう、新しい人たちに聴いてもらいたい、って思いのほうがなんか、強いですね。うん、その、ファンの人たちの反応は、ほんとにもう、もう、なんか、こう、ありがたい、もう、だからもう、それは、ちょっと置かしてくれって感じで、もう、もう、信じてるっていう言い方だと…まあ……なんか…あれなんですけど…ヒドイと言われてしまったら、ヒドイかもしれないんですけど……
椎名:いや、でも、信頼関係だと思うけどね…
永谷:……きっとたぶんわかってくれるだろうから、こっからさらに、こう、新しいファンがね、できたらいいなぁ〜っていうほうのが、なんか、先行しちゃってますけどね……
い:う〜ん、それはやっぱりこう、いま言ってたように、信じているから、ちょっと待っててねみたいな…。ちょっと待ってね…みたいな言い方はおかしいけども…
椎名:まぁ〜あの〜、いや、だから、ちゃんと、そのファンたちはファンたちで……今までのファンたち……は、あの、絶対わかってくれるっていう、そういう自信はあったんですよ。うん。だから、もっと、その、今までsurfaceっていう名前すら、surfaceのSの文字も知らないような……もう、椎名・永谷って誰?みたいな、そんな人たちにもっと広く届くようにはしたいっていうのがあったんで……2人とも。なので、だから、そういう人たちにも伝わればいいよね、って、今の段階では、まだ、話している感じですけどね…。えぇ。


 ■ファンの声

い:いま、日本の音楽シーンっていうんですか……100万、200万、昔では考えられないぐらいポンポンいっちゃったりするじゃないですか。そういうシーンを、こう、見てて、どうです?その中に自分たちもいて……
椎名:ほうほうほうほうほう、そうですね〜〜〜、本当に曲を気に入ってもらった上での100万、200万だったら、僕らでももちろん行きたいですよね。うん。surfaceっていうサウンドを聴いて、本当にいいと思ってもらって、200万とかいったら、やっぱ、夢ですからね。僕たちの中でも、売れたい、っていうのはもちろんあるし、ミュージシャンやっている限り、絶対、誰だって思っていることだから……。そうはなりたいけども、その、やっぱり、その、なんてんだろ、やっぱり、流行ものみたいには絶対に取られたくないってのはあるんですよ、僕の中で。だから、ば〜んって一回いったあと、ぼ〜〜〜んとなっちゃうようなのは……(笑)そういうのは、ヤですよね。その、なんか……曲が先行しないで、話題性ばかりが先行して売れるのだけは絶対にヤなので、やっぱ、曲で勝負したいっていう…。
い:そうやって思っているときに、ファンの方からのファンレターとかって、結構勇気づけられません?
椎名:僕は、もう……すごい……よく……ファンレターは、アイタってことをつかれたり…しますよね。
い:あ、結構、ファンの方、言ってくるんですね…
椎名:やっぱり、その〜、音楽のこと全く知らない……ある意味、ど素人さんたちじゃないですか。そういう人たちの言葉って、やっぱ、重たいですよ
い:いちばん響きます?
椎名:すごい響く。あの〜、へたに音楽かじっている人って、音楽をストレートに素直に聴けないんですよ。僕もそうだし、永谷もそうだけど、人の音楽を聴いたときに、これはどういう機材をつかっているとか、そっちとかも出ちゃうし……
永谷:(笑)
椎名:…あとはジャンル的に、この人はどの人の影響を受けているとか、この人のルーツをたどっていったらこうなるとか、そういう分析が始まっちゃうんですよ。で、2人で話しているときに、あ〜、あれ、あれだよね〜とか、オレたちもあいつは好きだよね〜とか、そういう話をしてしまうんだけど、一般の子は、そん時に聞いたその音の流れ……ば〜んと出たときの音を聞いたときに、いいか悪いかしかないんですよ、まず。この人は誰かの影響を受けてるからアタシは好き、とか、そんな全然なくて、なんかすごいよかったです、とか、やっぱ、そういうの聞くと、ど〜〜〜んと入ってきますよね。アタシは好きじゃないとか、そういう言葉って、すごく響く。それはファンに限らず、surfaceに対してのコメントだったら何でも、響きますよ。
い:永谷くんが、こう、信頼できる人たちだ、ていう表現の仕方を…ファンに対して言ってましたけども……
永谷:ん〜〜〜、まあね、これからの、ね、出していく楽曲の中で、ま、極力、いい裏切り方を……みたいなね……感じで……考えて……
椎名:いちばん信頼しているけど、いちばん裏切りたいよね
永谷:まあね。