HPが0になると戦闘不能になるのは当たり前だけど、SO3ではMPが0になっても戦闘不能になる。MPは魔法（SO3では紋章術）を使うためのエネルギーではなく、MPもれっきとした“生きているために必要なパラメータ”なのだ。

物語中盤から終盤になるとMPを攻撃してくる敵も多い。HPだけじゃなく、MPの減り具合にも注意すること。特に、MP成長の割合が低いクリフとロジャーは要注意。

MPが0になると戦闘不能になるのは敵も同じ（敵の場合はその時点で消滅）。MPとHPのバランスの目安を一応1/10ぐらいだと考え、それよりも格段にMPの割合が低いようならMP攻撃を仕掛けた方が効率よく倒せることも…。

特に序盤の敵にはMPが極端に低いものが多く、フェイトの属性剣（ブレイズソード・アイシクルエッジ・ライトニングバインド）、クリフのエリアルレイド、ネルの影祓い・黒鷹旋などを効果的に利用すると戦闘が非常に楽になる。

また、キャラクタによっては共通バトルスキルであるエリアルやチャージにMPダメージが付いていることもある（エリアルやチャージは名前こそ同じだけど、人によって攻撃方法も威力も違う）。MPダメージアップというバトルスキルを設定すると、いつもの通常攻撃にMPダメージが付く。これもかなり有効。

フェイトの属性剣技、最初に発動したときには「これ、使えるの〜？」と不安になった人もいるのでは（私は不安になった）。この技、大攻撃で発動しておいて、そのあと通常攻撃をすると、HPダメージの割合もアップし、MPダメージも付加するという性質を持っている。相手の弱点属性じゃなくても有効なので、弱点がない敵でもＯＫというかなり使える技……というのか、フェイトの典型的バトルスタイルと言っても過言じゃない。画面の上に技名が出てくる技を出してしまうとその時点で効力がなくなるので要注意。MPダメージアップ、HPダメージアップなど、技名が出ないスキルだと効果が上乗せされる。効力が持続する時間は最初は30秒、熟練度MAXで60秒まで延びる。

ただし、相手に耐性属性がある場合には要注意。半減ならまだしも、無効や吸収だとショック。発動してしまってから気が付いた場合には、効果がなくなるまで待つか、技名が表示されるようなスキルを発動すればいい。…ので、そういう技を１つは併用して設定しておくと安心。

発動に時間がかかるのでLongに設定し、敵から攻撃されないタイミングを見計らって発動すること。ダメージ率が高い大攻撃Longに設定するのがお薦め。S小にMPダメージアップかHPダメージアップ、L大に属性剣技のどれか…というのがフェイトの典型的バトルスキル配置かと…。

ちょっと横道にそれるけど、属性について…。属性にはどんなものがあるんでしょう。私は最初の頃、属性の区別が付いてませんでした。SO3には、属性は４種類あります。特に分かりづらいのは「風属性」。雷まで含まれるから。

■火属性
■水属性（氷属性…と理解した方がスッキリするかも）
■風属性（雷も風属性に分類される）
■地属性

フェイトの属性剣技に限らず、属性のあるバトルスキルも多い。属性のあるバトルスキルを使った場合、

・相手の弱点でなくても通常のダメージを与えられる
・相手の弱点なら２倍のダメージを与えられる
・相手に耐性がある場合（エネミーサーチで「○○に強い」と出た場合）
　耐性には半減・無効・吸収の３種がある（エネミーサーチでは分からない）

弱点でない場合にも通常ダメージを与えられるので、属性付きのワザでも普段は普通に使えるのが嬉しい。

バトルスキルに付いている属性については、バトルスキルの解説のところで書こうかと思ってるのでそちらを見てください。時には通常攻撃に属性が付いている人もいるので要注意。アルベルのLong小攻撃は風属性。また、グラフィックに火や雷系の効果が付いていても実は無属性…というワザもあるので見た目だけでは判断できなかったりする…。結構複雑…。