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B'z Live-Gym 2003 “BANZAI”2003.10.21 SHOWBOX in Seattle
2003/10/28記 [レポート掲示板より転載]

シアトル公演のレポです。セットリストや演出は基本的に変わっていないので、ラスベガスやサンフランシスコで書いた部分(演奏や演出に関する部分)はこのレポでは省きます。要するに“全部読んでね♪”ってとこですね。その点、ご了承ください(笑)。

アメリカ西海岸の北端、ワシントン州シアトル。最北端といっても、実はこのあとカナダ公演があるから北米ツアーの最北端ではないんですけどね。

当日、Alaska Airにてサンノゼ空港からシアトルタコマ空港に飛んだ私は、シアトル在住MさんとKさんにお出迎えしてもらって、宿泊させてもらうことになっているMさん宅に荷物を置かせてもらってからバスで市内へ。シアトルは雨ばかりだと聞いていたのに、なぜか私がシアトル入りしたときには青空。話を聞いてみると、当日の午前中まではどしゃ降りの雨だったらしい。もしかして、私って晴れ女?(笑)

4時過ぎ、会場前をちょっと偵察。“どれぐらい並んでいるかな〜?”と思って見に行ったのに、誰も並んでいない。ぽつぽつと人がいるぐらい。“えぇぇぇ〜〜〜?”とちょっと不安に。いや、並んでないなら良い位置が確保できる可能性もあるんだけど、あまりにも並んでなかったらさ、ほら、なんかさ、さみしいじゃありませんか…。

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> 夕方の会場(SHOWBOX)

…と、あとで判明したんですが、どうやら整理券を配っていたらしい。午前中には雨が降っていたし、そういう方法を採ったのかしら? そんなことは全く知らない私たちは、5時に日本から到着するCさん、ビクトリア(カナダ)から到着するMさん夫妻と待ち合わせて夕飯へ。Ivar'sでクラムチャウダーなどのシーフードをワイワイいいながら食べる。

7時過ぎに会場に着いてみると、表にできている列には並ばせてもらえず(整理券の列)、裏にまわって並ぶように言われる。すでに200〜300人ほど並んでいるか?というところ。8時頃、入場が始まったらしく、列がゆっくりと動き出す。会場で合流するはずのシアトル在住の方(チケットはWill Call)と連絡を取ってみると、なんと、並んでいた私たちより早く会場に入れていたりする!!“にゃにお〜ん?!”と思いつつ入ってみると、すでにステージ前には人だかり。現地合流のはずのK夫妻はすでに会場の中に…。荷物チェックもなにもないし、入場方法メチャクチャだし、どうなってるんだ、シアトル〜〜〜〜っ!

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> 夜の会場前(SHOWBOX)

…といっても、会場は非常に小さい。ステージの前に小さなフロアがあって、その周りに段になっているテーブルスペースがあるような場所。去年のサンディエゴのような感じ。

それでも、もう、かぶりつきの前の方はねらえない。さてどこで見よう?

実は、会場に入る前までは、「ずっと右サイド(松っちゃん狙い)で見ていたから、今日はみんなと一緒に左サイド(稲さん狙い)で見てみようかなぁ〜」などと言っていた私。みんなと話しているうちに、シアトル在住Mさんの旦那Tさんと意気投合。にわかに“チーム松本”を結成(笑)(<ちなみに2人は当日初対面)。妻Mがトイレに行っているすきに(って、別に変な誤解はしないように(爆))、2人で右サイドに移動。

ところが、シアトルのオーディエンスは、今までの会場と比べても白人が多く、背も全体的に高い。右サイドに陣取ったのはいいけれど、目の前の背も高いし横幅もでかい白人の集団に阻まれて、どうにも前が見えない…。ライブ開始前にさっさとその場所をあきらめて、右サイド後方、人だかりから一歩下がった見やすい場所を確保することに。そんなわけで、シアトルライブでは、メンバーの胸から上ぐらいからしか見ることができず。衣装チェックのボトム部分は割愛。

オーディエンスに白人が多いせいもあるのか、シアトルのノリは他の会場とはちょっと違ってました。まずは、開演前のB'zコール(笑)。スタッフが調整のためにステージに出てくるたびに大歓声。ライブが始まる前から、すでに会場は熱気に包まれていて暑い。白人が多い…っていうのに、いきなり日本語で「…会場内での撮影は禁止されています…」みたいなアナウンスがあって、それもアンバランスで笑える(笑)。

 

■ライブレポ■

そして、開演時間の9時を少し回ったところで、サポメン登場。そして、いつものように両手を高々と上げた松本さん登場。演奏が始まったあとに稲葉さん登場。

上半身しか見えなかったけど、ここで衣装チェ〜ック!

衣装レポ絵ina
まずは稲葉さん。白のノースリーブにネックレスのように見える模様。前の中央に着いている模様はよく分からず。背中には大きな羽根のプリント。アンコールはサンフランシスコの1日目と同じ、前がひもになっている薄オレンジ(肌色に近い)のタンクトップ。ボトムは観察できなくてよく分からなかったけど、色合いからしてサンフランシスコ1日目と同じ?

衣装レポ絵tak
松本さんはドクロのプリントが大きく入ったランニング。胸にはドクロのペンダントヘッド。アンコールはBANZAI白Tをノースリーブに改造したモノ。ボトムは分からず。リストバンドも記憶になし…。

セットリストは変わらず。演出もほとんど変わりなし。

> 01. アラクレ
> 02. BLOWIN'
> ----MC -- B'zのLive Gymにようこそ!----
> 03. 野生のENERGY

この「野生のENERGY」の間奏部分で、突然松本さんのギターの音がプッツリと切れる。聞いている方も、あれ?と思ったけど、松本さんは一瞬スタッフの方を向いて、そのあと音が戻ってくるのを見越してなのか音が出ないまま演奏をしばし続ける。それでも音が帰ってこないので、スタッフのほうへ。詳しく覚えていないのだけど、途中から音が戻って来たかな…? でも、なんだか松っちゃんがずっと怖い顔でギターを弾いている。

> 04. WAKE UP, RIGHT NOW

この曲のあと、段取り上、増田さんのソロに入るんだけど、その時点で、松っちゃんは背中を向けてスタッフとやりとり、進行的には松っちゃんのソロに入る部分になっても、後ろを向いて音の調整。しばらくその状態が続いてから、やっと松っちゃんのソロへ…。でも、音もなんだか変な感じだし、松っちゃんも弾きづらそうだし、ソロのフレーズもいつもと比べると短いし格好良くないままソロパート終了…。チーム松本、顔を見合わせて疑問顔。次のMOTEL。稲葉さんの熱唱に観客も大合唱という感じなのだけど、私は松っちゃんの不機嫌そうな顔が気になる……。

この松っちゃんギターアンプ不調事件は、チーム松本にとっては大きな出来事だったけど、チーム稲葉(別名:稲バカ)は誰一人として気が付いていなかったらしい(笑)。松っちゃんが、こんなに苦労してソロを弾いていたとき、チーム稲葉は左側の舞台袖まで回り込んで、Tシャツで汗を拭う(要するにお腹を出した状態)の稲葉氏を見て興奮していたらしい(笑)。そんなところまで客が回りこんでいけるシアトル会場、笑えます!(笑)いいのかそれで〜〜〜っ!……と思いつつ、ちょっとうらやましい。うらやましいと感じるってことは、私の中の稲葉ファン度もまだ残っているのね(笑)。

> 05. MOTEL
> ----MC-----

で、最初のMC。サンフランシスコまではかなり日本語も混じっていたけれど、シアトルではほとんど英語。“Good Evening! Seattle!”から始まって、“What a beautiful town! What a wonderful poeple!”な〜んていう言葉を挟んで、注目の手拍子練習(笑)。

ラスベガス、ロス、サンフランシスコと変化してきた手拍子練習。どうなるかなぁ〜と見ていたら、またもや新しいパターンに発展(笑)。サンフランシスコでは、パンパン・パパパン・パパパパン・パパンという手拍子の最後の2拍だけオーディエンスが反応するというパターンが成熟していたんですが、シアトルでは、稲さんが一度このパターンを叩いたあと、客が勝手に叩き続けるという現象が…(笑)。これには稲葉さんも驚いたみたいで、終わらない手拍子に“Stop it!!”と制止をかける始末(笑)。いやぁ〜、熱い。シアトルのオーディエンスは熱い!(笑)

ところで、シアトルの会場では、稲さんが手拍子の練習を促した時点で客席から曲目ネタバレが…。誰かが「コマチエンジェルー!」と……。う〜ん、嬉しいのは分かるけど、ネタバレはど〜かなぁ〜。B'zのメンバーだって、初めて聞きに来る人たちのために演出を考えているんだからさぁ〜。稲葉さんはちょっと苦笑気味。

> 06. 太陽のKomachi Angel
> 07. LOVE IS DEAD
> 08. 今夜月の見える丘に
> 09. Brotherhood
> ----MC-----

ここで2度目のMC。あ、そうそう、「LOVE IS DEAD」では“背中にはシーツが汗で張り付いてる〜”の歌詞がなかったような……。いや、いいんですけどね…。この歌詞好きだから、なんか、あれあれ?って(笑)。

ここのMCでは、一言だけ日本語が…。それも「ドモアリガト」と外人訛りで……。意味あるのか〜!!!!?(笑)。そして、今までの会場と同様に“Do you feel like singing?”でEasy Comeのコーラス部分の練習。このときも、会場から「イージーカムイージーゴー!」というネタバレの声が……。きっと日本人だと思うんだよね〜。カタカナっぽい発音だったから…。

このあたりで、ふと我に返って見ると、会場はものすごい熱気。私も汗だく。たぶん、室内の温度もすごいことになっていたんではないかと…。最初は前の方にぎゅっと押し寄せていた観客もだんだんばらけてきて、全体的にジャンプや踊りがしやすい感じになってきていたような。テーブル席のほうはどんな感じのノリだったんでしょうね?

> 10. Easy Come, Easy Go!
> 11. love me, I love you
> 12. F.E.A.R
> 13. ZERO
> 14. juice
> 15. ultra soul
> 16. IT'S SHOWTIME

「IT'S SHOWTIME!!」を歌い終えて“Thank you!”の声のあとメンバーは一時退場。観客からは、英語発音の“encore!”コール(笑)と手拍子。ちょっとしてからメンバー登場。シアトルの会場はメンバーの出入りが右側から。

> [encore]
> 17. 儚いダイヤモンド
> 18. ギリギリchop

アンコールをやり終えて、最後に“See you next time!”という言葉があったあと、バンザイの練習へ(笑)。ここで可愛かったのは、練習の時に“せーの!”と言ってしまってから“あ、これはワン・トゥー・スリーみたいなもんね”って英語で説明し直す稲さん(笑)。

そんな感じでシアトル公演が終わったのでありました。

シアトル公演で特出すべきは

・荷物チェックがなかった!(笑)<いいのか?
・入れる順番がよく分からな〜い!
 (整理番号?Will Call?あとから来た人を先に?)
・Tシャツ売場がさみし〜(爆)
・白人が妙に多い〜(それもみんなデカイ)
・会場が小さい〜
・会場が暑い〜 <ライブも熱くて良かったけどね

またこの会場でライブをやることになったら、今度はチーム稲葉に入って、舞台袖チェックをしよう……などと思った今日この頃の私でありました。(<とか言っているけど、きっと右端から動けないんだろうけどね(笑))

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