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B'z Live-Gym 2003 “BANZAI”2003.10.18,19 Fillmore in San Francisco
2003/10/21記 [レポート掲示板より転載]
/セットリスト/開演前レポ/ライブレポ/
■セットリスト■

まずはセットリスト。
ラスベガスと同じでした〜。

01. アラクレ
02. BLOWIN'
----MC -- B'zのLive Gymにようこそ!----
03. 野生のENERGY
04. WAKE UP, RIGHT NOW
05. MOTEL
----MC-----
06. 太陽のKomachi Angel
07. LOVE is DEAD
08. 今夜月の見える丘に
09. Brotherhood
----MC-----
10. Easy Come, Easy Go!
11. love me, I love you
12. F.E.A.R
13. ZERO
14. juice
15. ultra soul
16. IT'S SHOWTIME

[encore]
17. 儚いダイヤモンド
18. ギリギリchop

■開場前レポ…サンフランシスコ バークレー観光!■

2003.10.18,19 Fillmore in San Francisco

サンフランシスコ公演、2days、行って来ました。会場はサンフランシスコのジャパンセンター近くのライブハウス。FillmoreとGearyの角の建物の2階。どこに行くにも駐車場に困るサンフランシスコ市内だけど、ジャパンセンターの地下駐車場が近いので地元民にとっては比較的便利な場所。過去にドリカムや矢沢永吉などもここでライブをやっているらしい。

当日、カナダからサンフランシスコ入りするMさんを空港でピックアップし、まずはサンフランシスコ観光。ツインピークスやゴールデンゲートブリッジで写真をパチリ。

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> Golden Gate Bridge

ライブ前に早めの夕食を取っておこうと、East BayのBerkeleyにある日本食レストラン“BANZAI”に行ってみる。このお店は、10年前にBerkeleyに住んでいた頃に、かなり通ったお店。BANZAIツアーだし、BANZAIで食事なんかできたら面白いだろうな〜と思って(笑)。

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> Sushi Banzai (1019 Camelia St, Berkeley, CA 94710)

でも、残念ながらオープンが5:30だとのこと。それから食べていたら並ぶのが遅くなっちゃう…。仕方なく、Berkeleyで一押しのピザ屋、Zacharyでディープディッシュのピザとサラダ。

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> http://www.zacharys.com/

…って、これ、ライブレポというより、私のBerkeley案内になってないか?(爆)

ちょうど夕方のBayBridge渋滞にぶつかってしまい、会場に着いたのは7時過ぎ。土曜日は開演が9時だから2時間前。すでに待ち行列は角を2つ曲がったところまでのびている感じ。列に並んでいる人たちを観察しつつ、いちばん後ろに並ぶ。

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> FillmoreとGearyの角にあるFillmoreのネオンサイン

開演1時間前の8時頃、入場が始まったのか列が動き出し、入り口でボディーチェックをされて中へ。ちょうど私たちが入場する時、入り口ではB'zスタッフとベイスポ(ベイエリアで発行されている無料の週刊スポーツ新聞)のスタッフが名刺交換をしているところに遭遇。レポート記事がベイスポに載るのかな〜? チケットを握りゲートをくぐって(笑)2階への階段を上り会場内へ。

すでに真ん中のほうは観客で厚みができているけれど、左右サイドはまだ割と近くで見られそうだったので、右サイド、ステージから7,8mぐらいのところに陣取る。(ちなみに2日目は、開演1時間半前ぐらいに並び始め、ステージから2,3mの位置を確保(笑)。遅く行ったのにステージに近いとは…(笑)……って、すごく右端に行ったんですけどね。すごく近くで松本さんをじっと観察できちゃいましたが、あまりに近すぎて首が痛くなりました…<上を見上げているから。贅沢な悩みです…)。

サンフランシスコは、ロスに比べれば日本人も少ないだろうし、去年のロスよりも参加者が少ないのでは…と思っていたけれど、意外にもかなりの大盛況。追加公演をしたのは本当に売れ行きが良かったからなのかな? それに意外にも白人集団が多い。去年のロスよりも割合が多いような感じ。中には“TAK No.1”などと書いてある自作Tシャツを着たテンションの高い男の子がいたり、ライブ中には稲葉さんの問いかけに日本語で応えたり、歌詞を一部日本語で歌っていたりとなかなかのファンっぷりを見せてくれる人までいて、ビックリ。親日家が多い町なのかな、ここって。

今年のロスは参加しなかったから様子が分からないけど、ラスベガスとは明らかにオーディエンスの感じが違う。ラスベガスには、そもそも“地元の人”ってのがいないし(笑)、ほとんどが日本人という状態だったんですよね。それが、今回はすごく白人が多い。

これに対して2日目は、なぜかアジア系(中国系が主)の客が多かった。このバランスの違いはなにが原因なんでしょう? 2日目は追加公演としてあとから売り出されたのだけど、それに気が付いたのがアジア系だけだった…ということ? テンション高いTAKファンの男の子なんて2days来そうなのにね。

スタッフがステージのセットアップをしている中、会場でバッタリ会った旦那の会社の同僚ご夫婦などと話をしているうちに、会場は割といっぱいな状態に(といっても、後ろにあるバーカウンターのアタリは空いていたと思うけど)。予定開演時間から遅れること20分、9:20頃にステージへのスポットライトがカッと閃いて、まずは松本さんが両手を高々と上げて登場。観客はうわぁ〜〜〜っと歓声を上げ、続いてサポートメンバー。松っちゃんがちょっと音を出してから演奏が始まり、稲葉さん登場!

■ライブレポ■

さてと、ここでまずは衣装チェ〜〜ック。

まずは18日SF1日目の稲葉さんの衣装。

衣装レポ絵
絵描き泣かせの(笑)複雑な柄(縦にかすれた感じの模様)の半袖シャツに、ボトムは地味な色のゆとりのある綿パン。前ポケットがジッパーで後ろポケットがボタン(かな…?)。ちょっと気が早いけど、アンコール時の衣装も紹介しちゃおう。アンコールでは、前をひもで編んである薄いオレンジ(肌色)のタンクトップ。この日は稲葉さんはツアーTを着ませんでした(増田さんはグレーのrock'n rollツアーT)。

お次は松本さんの衣装。

衣装レポ絵tak
ラスベガスの時と同じ黒地に細かい龍(?)の模様の入った、前がかなり開いたベストに、後ろポケットに刺繍のあるベルボトムのジーンズ。キーチェーン。ペンダントはシルバーのドクロ。左手には水色で“玲”の文字が刺繍してある白いリストバンド。アンコールでは、BANZAI白Tをノースリーブに改造したものを着用。

松本さんが使用したギターは、すべてサンバーストのレスポール。数本を交換しつつ使っていた。

ついでに翌日の衣装もレポっちゃおう。

19日SF2日目の稲葉さんの衣装。

衣装レポ絵ina
“ヒカルくんかい?”(*)とツッコミを入れたくなるような(笑)、胸に「5」と印刷されたモスグリーンのノースリーブ。後ろは引きちぎったようになっていて、隙間から龍の入れ墨がちらちら見える感じ。ボトムはラスベガスで着ていたのと同じ、黄色っぽいサイドにポケットのある綿パン。アンコールは白のBANZAIツアーTをノースリーブに改造したモノ。

(*)漫画「ヒカルの碁」の主人公。「碁」だからなのか、いつも「5」とか「Go」とかがデザインされている服を着ていたりする(笑)。

お次は松本さんの衣装。

衣装レポ絵tak
これまた絵描き泣かせの(笑)柄のベスト。白と落ち着いた青を基調にした模様の中に菊や星があしらってあるもの…言葉で書くのは難しいぞ!っていう感じの(笑)。背中は縦縞に見える織りの入った感じ。ボトムは昨日と同じ?で、キーチェーンも同様。アンコールでは、BANZAI白Tをノースリーブに改造したものを着用。2日目は、2人ともアンコールに白BANZAITを着用したことになりますね…。もしかしたら白のほうの売れ行きが悪かったからとか…?(笑)

ライブのほうは…といいますと、セットリストも基本的な演出もラスベガスと同じなので、思いついたところだけ簡単に…。え〜、基本的に、このステージも、私は松本さんを凝視していましたので(笑)、稲葉チェック度が低いですが、ご了承のほど…(笑)。

まず特記すべきは、ライブ全体を通して、松っちゃんが嬉しそうに会場を見渡している時間が多かったこと。翌日(19日SF2日目)はそれほど会場を見渡して嬉しそうな顔をすることがなかったんですが、この日はほんとに嬉しそうでした。観客の違いは…というと、2日目のほうが白人参加者が少なかったこと。不思議なことに2日目は日本人以外のアジア系の方が多かったんですよね。追加公演の宣伝がアジア系のTVだけに偏ったとか、そんなことがあるんでしょうか…って、そもそもライブチケット発売の宣伝ってした?なんで1日目はあんなに白人さんが多かったんでしょう?謎。

それから、ジャンプすると床が揺れること! 会場自体が2階にあるし、床が抜けるんじゃないかと思って怖かったです。それに、床が揺れているので、なんだかジャンプしづらかったんですよね(笑)。私のジャンプのリズムと床の揺れのリズムが違ったりすると、なんだか膝カックンされたような脱力感が…(笑)。

それから、気が付いたのは、稲さんのMCが基本的に英語ベースだったこと。ラスベガスでもかなり英語でしゃべっていましたが、レポで書いたように、ほとんどが日本人…という状況に“日本語でしゃべっちゃおうかなぁ〜”なんて言葉が出ていたんですが、SFでは、基本は英語で…という感じ。日本語もちょこちょこ入れていましたけどね。英語ではそのときの気持ちをすんなり表せないようで、見ている私も一緒になってストレスを感じてしまいました。こう…もっと自由に話せるようにしてあげたいな…と…。それが難しいことが自分の経験から痛いほど分かるので、稲さんのMCは結構胸が痛い感じ……。

> 01. アラクレ
> 02. BLOWIN'

ここで、稲さんブルースハープ演奏のあと“B'zのLive Gymにようこそ!”

> 03. 野生のENERGY
> 04. WAKE UP, RIGHT NOW

増田さんのソロ、松っちゃんのソロがしっかりあってから、つながるようにMOTELのイントロへ。

> 05. MOTEL
> ----MC-----

MOTELでは、全身全霊を込めたような稲さんのシャウトの連続。この会場でも、やっぱりMOTELのイントロで反応する人が少なからずいたような感じ。日本からの遠征組はそれほど多くなかったと思うんだけど、アメリカ国内にも昔からのファンが結構いるってことなのかな。

MCは、“サンフランシスコは、少しcoolだって聞いたけど……あ、天候のcoolっていう意味じゃなくて、人がね、coolだって……あ、天候もcoolだけどね……”というようなことを英語でしゃべってから“cooler but 熱いぜ〜〜〜〜”と一部日本語で。“Please enjoy the show!”というおきまりの挨拶のあとに、手拍子の練習。

ここでラスベガスとはちょっと違うことが…。Komachi Angel用のリズムを叩く前に、耳慣れた手拍子を叩く稲葉さん。そして、それをリピートする観客……と思いきや、パンパン・パパパン・パパパパン・パパンの最後のシメの2拍だけ観客が叩いてしまうという反応が一部の観客から。それでも、最初はリピートしようとする人とパパンだけ叩く人で、あまりそろっていない感じだったのだけど、最後は気持ちよくパパンだけに反応が(笑)。松本さんは最初からパパンの部分だけ叩いてました(ニヤニヤしながら)。

2日目のMCは、“Good Evening!こんばんは〜!”から始まって、“今日はサンフランシスコ最後の日です。とことんイカれちゃいましょう(I might be crazy. You might be crazy)。恥ずかしがらずに(please don't hesitate)!”ってなことを英語で話してから手拍子の練習。2日連続で参加する人も多いのか、パパンの反応も最初から割とすっきりと(笑)。キレイに揃ったパパンを聞いて、妙に誇らしげに胸を張るポーズに観客も反応(笑)。

パパンがビシっと揃ったところで、Komachi Angel用の手拍子練習。そして演奏へ…。

> 06. 太陽のKomachi Angel

Komachi Angelの最後の部分では、松っちゃんが腰をくねらせてポーズ。しっかり見てしまい、悩殺……(爆)。可愛かった(笑)。

> 07. LOVE IS DEAD
> 08. 今夜月の見える丘に
> 09. Brotherhood

「今夜月の見える丘に」は、会場全体で合唱に。この曲は人気が高いのか、それともドラマ「Beautiful Life」はこちらの日本語放送でも放映されたので、知名度が高いのか。日本のライブだと、この手のバラードだと手拍子が起こることも、大きな声で合唱することもないので意外と新鮮。たまには、思いっきりみんなで歌うバラードがあってもいいような気さえしたりして…。

「Brotherhood」を熱唱して“Thank you!”と行ったあとに、喉を潤してから短いMC。“Are you alright? 大丈夫ですか〜? そろそろ歌ってみましょうか? Do you feel like singing?”という感じの問いかけがあってから「Easy Come, Easy Go!」のコーラス部分の練習。

> 10. Easy Come, Easy Go!
> 11. love me, I love you

ここで、次の曲に行く前に、マイクなしで会場に向かって“hey!”とあおる稲葉さん。それに応える観客。そして、激しい曲が続く最後のパートに突入。

> 12. F.E.A.R
> 13. ZERO
> 14. juice
> 15. ultra soul
> 16. IT'S SHOWTIME

「juice」では途中の間奏の部分でメンバー紹介。キーボード増田さん、ベースのバリー、ドラムスのシェーンの順に紹介。ソロでのご挨拶は基本的になかったんだけど、2日目では、シェーンがちょっとだけソロで叩いたドラムに合わせて稲葉さんがクネクネと踊るというパフォーマンスあり。そして、2日目は、最後に「TAK!」と松本さんも紹介(笑)。

「ultra soul」では、Do it!のかけ声の最後に稲葉さんがマイクを松本さんに…。最後に一声出してました。“yah!”だったか“hey”だったか、そんな感じの。

「IT'S SHOWTIME」では“臨場感”と“想像力”のところを歌わずに客席にマイクを向ける稲葉さん。そして、観客から帰ってきた反応に“yes!”と反応。

そして“ど〜もありがと〜”の声で一同退場。1日目は手拍子でアンコール、2日目は思いっきり日本語の“アンコールッ!”というコールでアンコール(笑)。2日目は、このときに右端のほうで観客に水を配るというようなことをやっていたっぽい。ちょっと詳細分からず。そうそう、そう言えば、本編の最後のほうで真ん中の方から人混みをかき分けて出ていった女の子がいたのだけど、このアンコールのコールをやっているときに、その子(たぶん)をエスコートしながら(ように見せかけて?)男性がグイグイと横から前の方に入り込んで来たんだよね。その人、開演前も横からグイグイと前の方に横入りしていてみんなに注意されていたのに、とうとうアンコールの合間にものすごくいい位置に!その後ろにいた、割と背の低めの女性が注意して、一度はしゃがむ格好をしたけれど、アンコールが始まったらお構いなしにライブを楽しんでました(怒)。…事情はよく分からないけど、なんだか無性に腹がたったんだよね。グレーのツアーTを着た背高めの図々しいに〜ちゃん!このレポ読んだら反省しなさい!あんただけ良ければそれでいいのか〜?それから、やはり2日目、アンコールを待つ間に、観客の後ろの方から水の入ったボトルがステージに投げ入れられたんですよ。玲マークのアンプに当たって、アンプに水がかかっていたように見えたんだけど、なんだかヒドくない?あれはなにをしたかったわけ?

…と、なんだか2日目は腹の立つことがいくつか起こりました。それに2日目のほうが、後ろから押されるような感じが強かった。サンフランシスコのファイナルってことで熱狂していた…ということなのかもしれないけど、何となくイヤな感じ。松本さんが会場を見回しながらニコニコする回数が少なかったのは、会場の雰囲気が1日目より悪かったからなのかなぁ…。それは考えすぎ?

> [encore]
> 17. 儚いダイヤモンド
> 18. ギリギリchop

と、まぁ、そんなちょっとイヤなこともありつつのアンコール。
2日目は、最後に“See you next time!”と、1日目やラスベガスの時には言わなかった言葉を言ってくれていたのが印象的。もしかしたら、それは、“来年もサンフランシスコに来るからね〜!”という意味合いも含まれているの?…と期待に胸躍らせちゃった私です。

ところで、1日目、どの曲か忘れたんですが、稲葉さんが思いっきりセクシーに腰をくねらせるアクションを…(笑)。2日目に観察しようかと思っていたのですが、目撃できませんでした。それってやらなかったってこと?それとも、私が松本さんばかり見ていたから見逃した?(笑)。シアトルではしっかりチェックしなくては…と思った私でした。

そして、1日目は、Treasure Islandからの夜景を楽しんでから自宅に戻ったのでありました。まる。

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