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B'z Live-Gym “Rock n' California Roll”
Canes @ Ssan Diego & The Palace @ Los Angeles

レポート掲示板に自分で書き込んだものを、そのまま転載しました。言葉は当時のままです。2002.9.21(San Diego), 9.24(Los Angeles)に行われたB'zライブに参加したときのレポートです。

>> 目次 <<
セットリスト
San Diego:会場前レポート [ 補足:ブーイングについて]
Los Angels:会場前レポート
ライブレポ・その1[概要・衣装編]
ライブレポ・その2[会場図解編]
ライブレポ・その3[内容編]


■セットリスト
repoort : 2002/09/24(Tue)

まずはセットリスト。

01. GO FIGHT WIN
02. Stay Green
03. ZERO
04. love me, I love you
  "B'zのLive-Gymにようこそ!"
05. 銀の翼で飛べ★
06. 太陽のKomachi Angel
07. SURFIN' 3000GTR
08. Blue Sunshine
  松っちゃんソロ
09. 恋歌
10. DEVIL
11. Logic★(未発表曲)
12. Calling★
13. FIREBALL
14. Lair! Lair!
15. さまよえる蒼い弾丸
  Billy solo
16. ギリギリchop
17. ultra soul
---encore---
18. 熱き鼓動の果て
19. juice

基本的には国内公演とほぼ同じ。4曲省かれ、3曲新しく入れられていた。
★が新しく加わった3曲。

なくなったのはアコースティックパートの2曲(恋心、裸足の女神)、Warp、Everlasting。詳しくは落ち着いてからレポートします。

(*) Los Angels公演もセットリストは同じだったので題名をちょっと修正 [9/26]


■ San Diego:会場前レポート
repoort : 2002/09/27(Fri)

まずは会場前レポートなど…。ライブの内容のレポートは別にします。

■会場について

San Diegoの会場は
Canes Bar & Grill
3105 Ocean Front Walk
San Diego, CA 92109
http://www.canesbarandgrill.com/

空港やダウンタウンから少し北に行ったところの海沿いにあるBar & Grill(パブレストラン)。目の前にビーチがあって昼間は海水浴客や海岸を散歩する人たちでにぎわっているような場所。2階のテラスからは海がバッチリ見えたりして、デートにはもってこい!(笑)

ライブ会場は、その一角にあるクラブのような部屋で、今回のライブでのキャパは、500人程度…というところ?

私は目算で人数を把握する能力に欠けているので(笑)、旦那の意見を頼りに書いてるんだけど、1階のステージが見える位置に入れるのはそれぐらいだったのでは…という話。正式発表などと数が違ってもご容赦を。あくまでも個人の感覚なので…。

ステージも小さくて、横幅が10m程度。ライブ会場…というよりは、生演奏ステージの前にダンスフロアがあります……っていう感じ。フロアの入り口にはテーブルやバーカウンタがあって、一部の人は椅子に座って高みの見物って感じでライブを見ることができた模様。そのフロアに、結構ぎゅーぎゅーに詰められて500人。後ろの方には2階に行ける階段がデーンとあり、その後ろにもお客がいたようだけどあそこからだと見えないだろうなぁ〜。そこまで入れれば人数はもっと多くなるかな…。

■開場から開演まで

開場予定は 5:30pm で、のんびり屋の私たちが会場前に着いたのは5:30(笑)。大きな駐車場がありそうだ…ということで安心していたのだけど海水浴客で駐車場がいっぱいで、なかなか駐車できなかったんですよね。(あとから聞いた話では、1番に並んでいた人は朝の7時から並んだとのこと)

すでに開場時間が迫っている〜〜〜!と焦って会場前に行ったけど、建物の中からはまだリハの音が……(笑)。

Canesは、ライブ会場と言うよりは、パブレストランであるという性質のほうが強いのか、入り口が数カ所にあって、その入り口毎に日本人がずら〜りと並んでいる…という状況。どうやら、その行列にはあまり秩序がないらしい(笑)。

とりあえず、1つの入り口で忙しそうにしているスタッフにメンバーへのラブレター♪を押しつけ(忙しいのにゴメンよ。つーのかその手紙、ちゃんと届いたんだろうか?(笑))、短そうな列を選んで並び、待つことしばし。建物の中からは相変わらず音がもれてきていて、リハ中であるらしいことがわかる。スタッフがバタバタと走り回っていて「リハが押していて〜〜!」とか口走っている(笑)。

周りの状況を見てこようと列を離れてウロウロしていると現地の人に「なんの行列?有名な人が演奏してるの?」とか聞かれたので「エアロスミスとも競演したことのある日本の超人気ロックバンドよ!」かなんか宣伝してみたりしつつ(笑)時間をつぶす。どうやらこの行列、かなりインパクトがあるらしい(笑)。

どう見ても、ほとんどが日本人(少なくとも東洋人)。私がざっと見た感じでは、9割以上が黒髪。たまに白人さんが混じっているけれど、日本人の彼女に連れてこられた彼氏とか、日本人奥さんに連れてこられた旦那さんとか、日本人を含む学生仲間といった感じ。日本人の彼氏に連れてこられた彼女…というのは見なかったような…。日本人を含まない純粋な現地人だけの参加…というのはほとんど見受けられない。

さらに、列の後ろの方に並んでいるのは現地からの参加組、日本からの遠征組は比較的早くから来て並んでいた…という感じもあった。

6時過ぎ…予定では開演するべき時間ぐらいになって、やっとIDチェックとチケットのチェック。入り口では混乱するだろうということなのか、外にできている列にスタッフがやってきて、IDとチケットをチェックしてチェック済み人には紙の腕輪を巻いていく。列が動いて入り口に行ってみると、思っていたのとは違う入り口から入れたりしていて、もう、列の順序はあまり関係ない…って感じ(笑)。

現地参加の知人は「並ぶほどでもないから…」と2階のテラスでワインを飲みつつくつろいでいたそうなんだけど、開場時間になったら2階からのドアも開いて、並んでいる私たちよりも早めに会場に入れたりしたらしいし。

キッチリと並ぶ日本人と、適当にさばこうとするアメリカ人の性格の違い…ってところでしょうか。それを笑って受け入れられる私は、すでにアメリカ人化してきているかも(笑)。

6:30ぐらいに建物の中に入れられたものの、私が並んでいた入り口は会場の部屋からいちばん遠い入り口で、入った場所はバーカウンターの並ぶ店内。店内に配置されたたくさんのTVのいくつかはアメフトの試合をうつしているけれど、半分ぐらいが会場のステージを映していて松本さんがギター片手に音をだしているのがみえる。リハが見られちゃうわけ。途中、1曲稲さんも入ってきてリハが続いている。リハが見られて嬉しい…ような気もするけど、そもそも、すでに「開演時間が過ぎている」んですけどぉ〜?(笑)

やっとリハが終わり、会場にお客が入り始め、私たちも中へ。
列の後ろの方に並んでいた私たちが入ったときには、すでに前の方はぎっちり詰まっていたので、舞台正面の階段前のちょっと段差のあるスロープに陣取る。この時点で、たぶん7時ちょっと前。

参加人数が少ないとはいえ、狭い会場なので、かなりのギュウ詰め状態。客が全員入り終わる頃になると、比較的余裕のある私のところでも体を斜めにして横の人にぶつからないようにして立っていたりして立っているだけでも疲れるぞ〜な状態。

 

さ〜て、これからが大変なのよ(笑)。
もう、ライブ参加する気マンマンで待っているのに、結局それから1時間以上待たされる結果に……。自分の周りに余裕があるならスタンディングであっても比較的大丈夫だと思うんだけど、あまり動けない状態での1時間はかなりきつかった。SEとしてビーチボーイズが流され、最初はリズムを取って楽しんでいたけれど途中から苦痛に(苦笑)。1曲が終わって音が鳴り終わるたびに、「おっ、そろそろ開演か!」とみんなが拍手……と、また次のビーチボーイズナンバーが……というのを延々1時間。

最後にはブーイングも起こるような状態に。スタッフが出てきて謝ったりはするんだけど、何が原因なのかいつ頃始まるのか話してくれないので、なんだかフテクサレ状態に。

そして、予定の開演時間より1時間半も押して8時近くになってやっとステージにライトがつき、開演。と、ここから先はライブのレポートにて。

 

★補足:ブーイングについて★

会場に観客が入れられちゃってから1時間待たされた今回のSan Diego公演、最後にはブーイングが起こったんですが、私もブーイングをしていた1人でした…。

ブーイングに至った理由は2つ。

1つは上のレポートにも書いたんですが、かなりギュウ詰め状態だったこと。余裕のある状態でのスタンディングでの待ちだったらまだよかったんですが自由に動けない状態で、何もせずに立っていろというのは辛すぎました。

ライブが始まってから数人の方が気分が悪くなってかかえられて運び出されていましたが、ギュウ詰め状態での1時間の待ちも影響していたんじゃないか…と思ったりします。

 

もう1つは、B'zのライブを初めて見る人たちがいること。

具体的に書けば、私はB'zライブ初体験の旦那と一緒に行ったわけですよ。私はB'zのライブを何度も経験していて、B'zのライブが素晴らしいことを知っているので、ライブさえ始まれば……と期待して待っていられるけれど、ライブのすばらしさを知らない初めての人たちにとっては、海のものとも山のものともわからないイベントのためにどうしてこんな苦労を?…と思ってしまわないか心配だったんですよね。実際に自分の横で「なんだよ〜、B'zって客のことを考えない高飛車なヤツなのか?」みたいな気持ちでいる人がいたらいたたまれない気持ちに……。

国内のライブとは違う客層が来ているのだから、その点を考慮して欲しかった。

何が原因で遅れているのか、あと何分ぐらい待てばいいのか、そんなことを一言でも説明してくれれば気持ちも楽になって待っていられたのに、それがなかったために、私自身も辛かったし、B'zを初めて見る人たちに申し訳ない気がして仕方がなかったわけです……。

ブーイングは、日本人から出ていました。
たぶん、私と同じように感じた人たちから…。


■Los Angels:会場前レポート
repoort : 2002/09/27(Fri)

■会場について

Los Angelsの会場は
The Palace
1735 North Vine Street
Hollywood, CA 90028-5248
http://www.hollywoodpalace.com/

Hollywoodで有名なチャイニーズシアターから、地下鉄で1駅、なんとかウォーキングディスタンスと言える場所にあるライブハウス。地下鉄の駅も近くにあって、結構便利そうな場所。すぐ近くではLION KINGのシアターがあったりして、駐車場もたくさんあり、車でのアクセスも十分に便利。

こちらはSan Diegoとは違って、ライブが目的の場所で、入り口も1つ。日本のZeppをちょっと小さくした感じといったらわかりやすいかな。ステージの大きさはZeppぐらいかもしれないけど、フロアが少し小さい気がする。2階には席が設置されていた(私は2階に行かなかったのでどんな椅子なのかはわからず)。

こちらの参加人数も1000人もいなかったような…。San Diegoと比べてフロアが大きく、1階フロアの後ろの方は全然余裕で踊り回れるだけの空間あり。いちばん後ろにはバーカウンターがあり、ビールを片手にライブを見ながら踊れるなぁ〜という感じ。

…と、私は激しくコブシ振り上げるのでビール片手に持っていたら振りまいちゃいますけどね(笑)。

Los Angels公演も比較的のんびり来て後ろのほうに並んでいたんですが、それでも十分近くに陣取ることができました。もっと前の方に突進することも可能だったような気もするけど、私はコブシを振り上げたりリズムを取ったり飛び上がったりしたいので、フロアの真ん中よりちょっと前あたりに陣取りました…。というのか、このあたりが「近くで見た〜〜〜い!」人たちの境界線ぐらいで、この後ろはばらけて見ていたという感じ。詳細はライブ中のレポに譲りますが、思いっきり右端で見させていただきました。やっぱりサイドのほうが人が少なかったし、ちょっと、松っちゃんが気になったので♪<をいをい(笑)

この会場なら、欲をかけば、もっとたくさんの数のチケットを売ることができたのでは?とも思うけれど、私としては、この程度の人数でSold Out状態にしてくれてよかったなぁ、という感想を持ちました。踊る余裕のあるスタンディングライブ…。ハッキリ言って、私の今までのライブ経験の中で「いちばん楽しい」ライブだったと思います。

■開演までの経緯

San Diego公演で、朝から並んでいた方たちと知り合いになり、彼女たちがまた朝から並ぶという話をしていたので、私たちはお昼過ぎに会場の様子を見に行きました。この時点で、会場の入り口から1ブロックほどゆる〜い列ができていて、皆さん炎天下の中で並んでました。

どうやら、夜明けから並んでいた彼女たちの前にも数組の早朝組がいて、その方達は朝の2時から並んでいたとか……。すごい……。

そんな列を横目で見ながら、私たちは観光へ <をい(笑)

…と言っても、Los Angelsのめぼしい観光地はすでに行ったことがあるので、Getty CenterというMuseumへ。 ……って、そんなことはこの際ど〜でもいいか(笑)。

私たちが再び会場に戻ってきたのは5時すぎ。ロス公演の予定は6:30開場で7:30開演ということだったので、開場1時間前ぐらい。すでに、列はブロックの角を曲がって続いていたけれど、比較的ゆる〜い感じだったので、まだ500人程度?という感じ。ロスの開場はSan Diegoより大きいと聞いていたので、もっとたくさん並んでいるのを予測していたのだけど、比較的短くてホッと胸をなで下ろす。

列のいちばん前に行ってみると、日本からの遠征組が昨日と同様に不安な顔。そう、San Diegoの方には書かなかったけれど、日本からTicketmasterでチケットを購入した人たちはWill call扱い。会場でチケットを受け取ることになっているのだけど、現地スタッフから「開場時にチケットを引き渡す」などと言われていたらしいのだ。

せっかく早く来て並んだのに、チケットを受け取っている間に後ろに並んでいた現地組(アメリカ在住の人は郵送でチケットを受け取っているので手元に持っている)のほうが先に会場に入ってしまう可能性があるんだもの、そりゃぁ不安だよね…。

San Diego公演で知り合った方たちもいたし、どうやら私が後ろの列に並んでいる間に、旦那が仲裁に入ったりしてあげたらしい。

私は…というと、うしろ〜のほうに並び、前後に並んだ方たちとおしゃべりをしつつ、夕飯のハンバーガー(*)にかぶりつき、周りを観察。(*)この日はライブ終了後、すぐに車で北カリフォルニアまで帰る予定でいたので、時間短縮のためライブ前に夕食!

Los Angelsの客層はSan Diegoとはちょっと違っていた。ほとんどが日本人である…というのは変わらないのだけど、英語で会話をしている東洋人学生の集団(中に日本人がいたのかも?)などに混ざって、現地人だけ(日本人を含まないと思われる)も見受けられた。

San Diegoに比べると、親日家や日本文化に興味のある人たちが多いのかな?

のんびり並び始めた私の周りには日本からの遠征組と思われる方はあまりいなくて、在米日本人、もしくは日本人ではない現地の人たちが多かったような気がする。

予定開場時間が近づいてくると、列の前の方を整理したらしく今まで交差点を曲がったところに並んでいた私たちはずいぶん前まで進む。かなり並んでいたと思われたけど、そんなに人数はいなかったということか。

San Diegoと違い、開場も割と時間通りで、列も順々にさばかれ、私たちが会場に入ったのは7時頃だったかな?その時点で、ステージ前には人が詰まっていたけれど、その後ろに並んだ私たちからでもステージは数メートル先という程度。

私たちの後ろにも列はあったけれど、全員が入った状態でも、スカスカ状態で、十分にいちばん後ろのバーに行って飲み物を買ってきて飲めるような状態。自分の周りにも余裕があるので並んでいたときに知り合った方たちとおしゃべりをしながら開演までの時間をつぶす。周りに余裕があると、全然待ち時間も苦にならないのよね。

Los Angelsの会場でもSEはビーチボーイズ(笑)。San Diego公演は海のすぐ横だったし、すっかり「会場が用意したSE」だと思いこんでいたけれど、これって「B'zが用意したSE」だったのかな?(笑)そんな気分だったのかしら?(笑)

San Diegoの時のようなトラブルもなかったようで、7:30開演予定からは遅れたけれど8時には開演したのでありました。


■ライブレポ・その1[概要・衣装編]
repoort : 2002/09/29(Sun)

San DiegoとLos Angelsを分けるのが難しいので、両方をごちゃ混ぜに書いちゃいます。

では、では、ライブ本番のレポート、行かせていただきます。私は今年の日本国内でのLive-gym 2002 GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜も何度か見ているので、そのライブとも比較しながら書いてみたいと思います。

San Diegoのライブ中にメモ帳を取り出してメモを書いたりはしていたのですが、セットリストを書き出す程度で、細かいツッコミどころ(笑)などはメモしませんでした。だから、あまり舞台上の細かい部分は覚えていないんですよね。全体のノリとか、記憶に残っている舞台上の様子とか、だいた〜いの感じで書きますのでご了承のほど…。あまり長いと読む気をなくすと思うので、簡単に……とは思っているんだけど、長くなったらゴメン。

見に行った方で、細かいツッコミなどある方は、是非ともレス付けてください。

 

まずは、最初に日本でのLive-gymと比較したい人のためにザザッとおさらい。

セットリスト(曲目)は、ほぼ日本でのLive-gymと同じ。

違っていたのは、アコースティックコーナー(*)で演奏していた「恋心」と「裸足の女神」、さらにGREENからの選曲「Warp」「Everlasting」がなくなったこと。その変わりに「銀の翼で飛べ」、「Calling」、「Logic(未発表曲)」が入ってました。アコースティックコーナーは演出だったから、ごっそりなくなり、「Warp」「Everlasting」のメロディアス系をノリのいい曲に変えた…ということなんでしょうね。

(*)国内ライブではアリーナ席のど真ん中に別ステージを据えそこで2人が向き合ってアコギとブルースハープの演奏でこの2曲を歌った。

それ以外の曲はアレンジも、煽り方もほぼ同じ感じ。
もちろん、特殊効果(花火とか)や演出は全くなし。

あとは、ちょっと気になっていたMCですが、日本での公演ほどしゃべらず(笑)。たまに1言2言を日本語と英語の両方でやってました。アコースティックパートなし、MCもほとんどなし、曲数もほぼ同じ…ってことで、ライブのトータル時間はかなり短縮されて、1時間半ほどだったんじゃないかな。

メンバーのソロはBillyのみで、増田さん、シェーンのはなし。増田さんはDEVILの終わりにソロパートがあったのでまだいいけどシェーンのソロはなかったよね…。期待していたので、ちょっと残念。ドラムと観客の掛け合い、もう一回やりたかった…。Billyは、気持ちよ〜〜〜〜くソロを楽しんでました(苦笑)。

 

San DiegoとLAの両方を見て…の比較だと、San Diego公演はかなり緊張していたのでは…と。どちらの公演もMCはほとんどなかったような状態だったけど、San Diegoはマジ、ほんとしゃべらなかったもんね(笑)。LAのほうが落ち着いてしゃべってました。

どちらの会場も、音はあんまりよくなかったんですが、(時々ハウったり、変な音が聞こえていたりした)San Diegoでは、稲さんが音を取りづらそうに歌っていたのが目につきました。音の問題なのか、それとも緊張か?それに比べて、LAのほうが、のびのび楽しそうに歌っていたような気が。LAのほうがステージが広く、のびのび見えた…ということなのかもしれませんが。

 

お次に気になるお衣装ですが(え?気にならない?まぁまぁそう言わずに)、あくまでもラフにTシャツお姿でございました。えっと、サポメンの衣装は全く覚えてません。すんません。あんなにアピールしていたBillyのも全く……。つーのか、私の目がBillyを拒否していたのかもしれないし(笑)。

稲さんは両公演とも2回の衣装替え(松ソロ時とアンコール時)、松っちゃんは1回の衣装替え(アンコール時)。えっと、覚えてきたはずなんですが、すっかり忘れました。<をい

それでも覚えているところだけでも……

 

衣装レポ絵

San Diegoではボトムまで気が回らなかったんですが、LAでは稲さんは赤ラメのライン入りグレー?のジャージ、松っちゃんはジーンズ。トップは上の絵のようなTシャツでございました。

稲さんは、最初は日本公演のアコースティックパートの時に着ていた白Vでネックレスのように見える飾り付きのもの、松ソロ後に出てきたときには黒無地のノースリーブ…と思いきや、バックに妙な顔プリント(骸骨というかサルというか…謎)、アンコール時は限定ツアーT(たぶん…あまり記憶ナシ)。松っちゃんは、San Diegoでは爽やかに白ランニング、LAではrock and roll T黒(スタッフT)、アンコールでは黒の限定ツアーT。…と、こちらも、アンコール時の記憶はあまりなし…。

San Diegoで、アンコール時に限定ツアーTを着てきたのを見て、「おっ!やっぱりTシャツあるんだ!」と思った記憶があるのでアンコール時はツアーTを着ていたはず…なんですけどね…。

ちなみに、今回の限定Tは下の2種。白はバックプリントあり。んでもって、rock and rollの方を黒くしたモノをスタッフが着てました。

どちらもRock n' California Rollっていう文字が、謎のチャイニーズレストラン系のフォントで……アタシは嫌い(爆)。ま、いいけど。

Tシャツ写真

えっと、概要を書いただけでだいぶ長くなったのでこの辺で一息…。


■ライブレポ・その2[会場図解編]
repoort : 2002/09/29(Sun)

言葉だけではわかりづらかろう…ってなわけで、すっご〜い適当だけど絵を描いてみました。こんな感じ。

会場図解

San Diegoはお店の中のダンスフロアという感じの場所。2階への階段は骨組みをだけの構造なので、いちおう後ろからでもステージは見える…けど、きっと見えない(笑)。右下に書いたテーブル&椅子以外にも、バーカウンターのような場所もあったような気がする。椅子に座って見ている人もいた。

LAのほうはステージも大きく、2階席もちゃんとあるライブハウス。私は右端のあのあたり。柱がでこぼこしていて、寄りかかって見ることも可能。松っちゃん観察には最適の場所(笑)。後ろの中空をアームの先についたカメラがガーガー動いていて「あぁ、あのカメラの映像も流されるんだろうなぁ〜」って感じ。


■ライブレポ・その3[内容編]
repoort : 2002/09/29(Sun)

では、ライブの流れにそってのレポートをば…。

会場レポでも書いたように、SEはビーチボーイズ。San Diegoでは長〜〜い待ちのあと、LAではさほど待たずにステージのライトが付き、メンバーが登場。メンバーが持ち場に着くとすぐに「GO★FIGHT★WIN」の演奏が開始され、観客側は「わ〜」とか「きゃー」とか大拍手で盛り上がりも上々。

期待していた舞台上での気合い入れはなく、ちょっと残念。スタンディングでB'zを見るのはこれが初めて。椅子ありの会場での、開演時に全員がザザッと椅子から立ち上がるあの期待感を込めたザワザワ感がなかったのがちょっと寂しいな…とか思ってしまった私は、ライブハウス参加、ちょっと失格?(笑)

>01.GO FIGHT WIN
>02.STAY GREEN

この公演、B'zをあまり知らない人も参加しているはずなのでちょっと心配だったけれど、「GO★FIGHT★WIN」には“GO!GO!”とコブシを上げさせるアオリがあるので

 つかみはOK!

って感じかな。その勢いにのったまま「STAY GREEN」。

日本公演ではここで“B'zのLive-gymにようこそ〜〜〜!”が入っていたんですが、US公演では引き続き「ZERO」へ。

>03.ZERO

「ZERO」のイントロに入ったところで、なんとなく周りに変化が…。

私は後ろのほうに並んでいたし、陣取った場所の周りは現地参加と思われる人がほとんど。San Diegoでは、待ち時間に店員が気晴らしに飛ばしてくれているジョーク(もちろん英語)に反応して
笑っている人たちだったので、San Diegoローカルの人も多かった感じ。「ZERO」が始まると、最初の2曲と違って、リズムの取り方が大きくなる。「あ、これ、知ってる曲だ!うれしい〜!」という感じ?

最初の2曲も盛り上がっていた感じはあったけれど、まだまだ「知らない曲だし、イマイチ乗り切れない……」という感覚も多かったのかも。

昔のヒット曲で、さらにイントロ中のかけ声で“San Diego〜〜〜!”って言われちゃぁ、もう、盛り上がるっきゃないでしょ!という雰囲気に。

ここに“B'zのLive-gymにようこそ!”を挟まなくて正解だよ、稲葉くん(笑)。

ちなみに、ステージが小さすぎて、おきまりのグルグル回りはなかった……と思う。特にSan Diegoのステージは小さくて、グルグル回ったら機材を倒しそうだったもの。電気ドリルはスタッフの手から松っちゃんへ。そして、最後は客席へ。

>04.love me, I love you

そして、「love me, I love you」。これはそんなに古くないけど、Pleasure, Treasureネタだし、知っている人も多かったのか「ZERO」の盛り上がりのまま手拍子が続く。前の方は、“love me〜〜”や“I love you〜〜”のところで手を挙げて反応。私はやっていたけれど、私の周りはあまり曲のおきまりの部分で反応する姿はあまりなく、手拍子、体でのリズム取りが多かった。「love me〜」は、間奏のところで手拍子があるので、ノリやすかったかも。

間奏と言えば、松っちゃんがギターソロでセンターに出るときには稲さんはほぼ右サイドへ。ステージ狭いので、Billyが番を張ってる(笑)左サイドにはスペースがないのね。なので、US公演に限っては断然右サイドがお得♪。普段は松っちゃんが陣取り、松っちゃんがセンターにいるときには稲さんが来てニヤニヤしてくれてるわけ(笑)。

そして、ここでMC。

San Diegoでは、開演時間が遅れたことを謝るトーク、(後ろの方にはあまりよく聞こえなかったのだけど、前の方の人には聞こえたらしい)

「遅れてごめんね、That's about money trouble...」

と、ジョークを飛ばしたあとに、照れ隠しに(?)

「なんちゃって♪」

と肩をすぼめて顔を赤らめる稲さんが超キュート(笑)。この「なんちゃって♪」が、今年の稲葉大賞〜〜!(<なにそれ?(笑))。LA公演では、このセリフもかないから、この照れ隠しもなし。うふっ、San Diego公演だけのお得な瞬間♪

そして、このあとに

「B'zの……B'zの………B'zのLive-gymにようこそ〜〜〜〜〜〜っ!」

で「銀の翼で飛べ」。ここで初めて日本と違う曲に。やった〜うれしい〜♪、と思ったけど、あとでセットリストを比べてみると「Warp」がなくなっちゃったのね。あの曲好きなのに。でも、「GREEN」からのメロディ系をやるよりハード系をやる方がやはり正解なんでしょう。

>05.銀の翼で飛べ★

“とってもsweet〜〜〜〜”

の部分はマイクを客席に向けて…。ただ、この曲を知らない人はいきなり最初のこのフレーズ時にマイクを向けられても……って感じだったのでは?とかも思ったり…。2度目からは稲さんも一緒に合唱。

>06.太陽のKomachi Angel

次の曲は、最初はリズムだけで手拍子が始まり、途中から「太陽のKimachi Angel」であることがわかるという始まり方。日本公演と同様にマラカスを持っての登場で、その時点で私には曲目がわかったけどね(笑)。マラカスはあとで客席に投げ入れられました。

この曲も、知っている人が多かったのか、なんとなく全体がザワザワザワっと動いた感じでうれしい。“Angel”“Yeah! Yeah!”というアオリもあるから全体のノリも上々。

…と、B'zの曲って、きちんとライブでのアオリを考えた作りになっているモノが多いのね。さすがだわ。それに、Best盤からの選曲も多くて、きっと、あまり知らない人も聴いたことのある曲が多かったはず。日本国内のセットリストをあまり変えてないのに、そうなっているって、すごくない?…っていうのか、毎年そうなってるのか…(<今さら気がつく(笑))。

>07.SURFIN' 3000GTR
>08.Blue Sunshine

ビーチ気分が高まったところに「SURFIN' 3000GTR」(*)。そのあと、稲さんがアコギをかかえて1言、

“...song's called "Blue Sunshine"....”

で「Blue Sunshine」。会場全体が手拍子しながら左右に気持ちよく揺れている。前の方では手を上げて左右に。近くにいた、つきあいで来たと思われるアメリカ人彼氏くんも手を挙げて左右に振っていたりして楽しそう。そういう姿を見るとうれしいね。

(*)SURFIN'...では最後にギターのスライド奏法をするんですが、そのあと、スライドバーを客席に…。ついでにピックも惜しげなく客席に飛ばす飛ばす! …というわけで、1枚ゲットできました♪隣の大きな白人さんの胸にあたって落ちたんですが、私が、え?どこ?って顔でその方をみたら、落ちたピックを指さして、どうぞ、と♪私の位置、後ろの方だったわけですが、十分ピックが飛んでくる場所。ライブ会場がいかに小さかったかわかるのではないでしょうか?…そして、私の周りには私以外に熱狂的ファンがいなかった…のもわかったのでありました。(みんなあまり真剣に興味を示してなかった…)。

>09.恋歌

そのあと、ブルージーな松っちゃんソロと「恋歌」で松っちゃんオンステージ。

さっきまでニヤニヤニコニコしながら、時たまF○CKサインなんぞをしていた(怒!<私はあれが嫌い)松っちゃんが、妙にカッコよくなる瞬間。

>10.DEVIL(英語詞)
>11.Logic(英語詞:未発表曲)

松ソロの間に着替えた稲さんが出てきて「DEVIL」「Logic(未発表曲)」の英語詞の曲2曲が続く。

San Diego公演では、この2曲、特に稲さんの力の入り方がすごかった。かなり気合いを入れて歌っているという感じ。やはり、アメリカという地で英語の曲をやるのには気合いや思い入れがあるんだろうか…。

観客の反応は…というと、今までの盛り上がりからは少し引いた感じ…。でも、私が思うに、この2曲、かなりディープなハードロックだし、アオリもないし、参加して盛り上がるという曲ではないんだよね。ステージ上からはどう見えたんだろう。

私の隣にいた白人の男性はこの2曲がかなり気に入ったようで手拍子の強さが他の曲より力が入っていた感じ。それをみて思ったけどやっぱり、現地の人には耳慣れた言葉の方が心地いいのだろうな…と。それに、みんなが反応する「おきまりのアオリ」が気持ち悪かったりするんじゃないか…とかも思ったり。

せっかくなら、もっと、ノリノリにノれる曲、たとえば「juice」とかを完全英語詞に変えて歌ってみたりしたらよかったのに…とか思ったり。1番が日本語、2番が英語とかでもOK。

この2曲だけで「英語詞は受けなかった」という評価になったらそれは違うと思うんだよね……。ステージ上からの評価が気になる。

大丈夫かなぁ〜〜〜、という私の不安はさておき、ここから先はノリノリソングが続くので、もう、ライブ会場全体もノリノリムードに。

>12.Calling
>13.FIREBALL
>14.Lair! Lair!
>15.さまよえる蒼い弾丸

適度に古い曲で、ノリのいい曲が続き、アオリもあり。LA公演では、このあたりから観客もオオノリで、大合唱に。最近、掲示板などで「稲さんの声が聞こえなくなるほど歌うのはマナー違反かどうか?」みたいな話題が出ていたりしたので、なんとなく歌うことに気が引けていたわたしだけど、もう、LAでは、全員が歌っているって感じで、なんでもゴザレ〜〜っ!状態。いやぁ〜気持ちよかった(笑)。(San Diegoでは、ちょっと後ろの方だったし、周りがあまり歌ってなかったので、ちょっと遠慮した…(苦笑))。

LA公演では、この辺、ほとんど松っちゃんを見ていたんですがこのあたりから、妙〜〜〜に楽しげにニコニコニコニコしてました。頭もブンブン前後に振ったりしていたし。見ているだけで、こっちも「楽し〜〜〜〜〜〜〜!」って感じ。すでに、このあたりで松っちゃんに悩殺されている私(笑)。

LA公演では、このあたりで稲さんのノドがちょっと…。ライブとしては影響はなかったけど、見ていてちょっと心配だったり…。San Diegoでは、Callingで歌詞ド忘れ事件発生(ちょっとだけど(笑))。LAではギリチョが危なかった(笑)。

> Billy solo
>16.ギリギリchop
>17.ultra soul

Billyのノリノリの長〜〜いソロを経て、さらにノリのいい曲は続く。「ギリギリchop」では、前の方でタオル回しが局地的に発生。ライブハウスでタオル回しはどうかと……私は思うけど、まぁ、いっか…。

「ultra soul」では「ウル・トラ・ソ〜〜〜〜ル!」の雄叫びに続いて、観客の「ウル・トラ・ソ〜ル!ウル・トラ・ソ〜ル!」が続くんだけど、これって英語発音だと、ちょっと違うよね?(苦笑)現地人がいるとちょっと恥ずかしかったり……。きっと、英語だと思ってないのでは…、だから……、いいか………。

稲さんの

“どうもありがと〜〜〜 Thank you so much〜〜〜〜”

で、いったんステージが終了。

ところで、“so much”って、ちょっと女っぽくない?今は男性も普通に使うんでしょうか?私はあまり男性が使っているところを聞いたことがないんですが……。

LA公演では、フロアに余裕があったので、この時間、アンコールの拍手の合間を見てバーで飲み物を買って来る人なども…。

San Diego公演ではかなりギュウ詰めだったのでそういうことはできなかったんですが、LAは、ライブとバーを両方楽しむことも十分可能でした。私も、このライブのあとに車での帰路がなければビールが飲みたかった!(笑)

そうそう、San Diego公演では、演奏途中で気分が悪くなったり失神した方もいたようで、手足をもたれてギュウ詰めの客の中から運び出されたり、抱きかかえられて出てくるフラフラのお客さんとかもいました。

それでも、San Diegoのほうは風が通って涼しかったんですけどね。

LAのほうは、途中から汗だくのジャングル状態になってました。…以前の代々木体育館よりはマシでしたが…。

さすがにライブハウスだからウェーブはなかったけど、拍手がずっと鳴りやまずのアンコール。途中に「アンコール!」という思いっきり日本語のアンコールコールも(笑)。

>---encore---
>18.熱き鼓動の果て
>19.juice

アンコールで出てきてメンバー紹介をし、ちょっとMC。

「こんなにたくさんの人が来てくれるとは思ってもいませんでした。ありがとう」

というようなことを日本語と英語で話したあと、アンコール2曲。「juice」では掛け合いも。San Diegoでは稲さんと客席の掛け合いだけだったけど、LAではBillyと松っちゃんが楽しげに掛け合いをやっていたりして、やはりLA公演のほうが気分的に楽だったり楽しかったりしたみたいな雰囲気。ライブの時間もちょっと長かったでは?

LAではこの曲も観客は大合唱状態。現地人参加もSan Diegoよりは多かったようだけれど、曲を知っている日本人参加も多かったのかも。

客層と言えば、San Diego、LA共に男性客がかなりの割合を占めてましたね。LAでは、白人男性が前の方でコブシを振り上げていた姿も。日本人彼女と一緒にきた方でも、事前に予習して、曲をわかってコブシを振り上げている人の姿もありました。なんだか見ていてすごくうれしかった。

 

曲が終わったあとは、大声援とかけ声のなか

「せ〜の、オツカレ〜〜〜〜〜っ!」

で終わり。私は、両公演とも、メンバーが1度ステージを去ったあとすぐに会場を出て来ちゃったけど、そのあともメンバーがステージに出てきていたりしたのかな?そのあたり、知っている方、います?

 

そして、出口を出るとTシャツが売ってました。

San Diegoでは、私が出てきた出口では売っていなかったので、別の出口にもう一度戻って買いました。開場時もそうだったけどSan Diegoの会場は構造的に複雑になっているので、誘導が難しいんでしょうね。Tシャツ売場はかなりの大混乱状態。列がどうなっているのかわからず。どうやら、後から考えると私も横入りをしてしまっていたようで、スミマセン……。でも、列がどうなっているのか、さっぱりわからなかったんだよぉ〜(涙)。とにかく、全ての人が「押さないで〜、押さないで〜!」と叫んでました……が、「こっちに並んで〜」というような声は1つも聞かず。スタッフ〜!どうにかしてくれ〜!

LAは出口が1つしかなくて、人の流れが単純なので、Tシャツ購入の列も割と秩序があったようでした。窓口は我先にと「黒のS、1枚!」とか叫んでいる人がいて混乱してましたけど(笑)。

 

そんなこんなで、Rock n' California Rollは幕を閉じたのでありました。
私の周りの人たちの反応は本家日記にちょいと書いてあります。

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